『嘘か真言か』　五十嵐律人著　文藝春秋　288頁

裁判官に任官して３年目の主人公は、念願がかなって地方裁判所の刑事部に配属された。しかし、異動が決まった直後から、直近の先輩裁判官にまつわる噂が耳に入っていた。
それは「被告人の嘘が見抜ける」というもので…。
新任判事補と癖が強すぎる裁判官が、市内で起こる特殊詐欺事件に挑む、社会派リーガルミステリー。