『浅草蜃気楼オペラ』

投稿者: administrator 投稿日時: 2024-2-28 16:45:38
『浅草蜃気楼オペラ』 乾緑郎著 宝島社 315頁

大正二年(一九一三)、高等女学校を卒業し、女優を夢見て上京した山岸妙子は、十六歳で帝国劇場洋劇部に入団する。
指導の厳しさで恐れられるイタリア人演出家や、洋装を着こなす外国帰りのスター女優、血気盛んな先輩などに囲まれ、妙子はレッスンに打ち込んでいた。
だが日本人には新しすぎたオペラは客には受け入れられず、洋劇部はあっさり解散となってしまい――。

*参考文献一覧あり

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